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この時代の生き方
 極端な左足下がりのボールをどう打つか?
 ゴルフを始めて早数十年になるが、相変わらずスコアは安定しない、それでもたまにバーディーを取ることがあるが、
 そんな時はドライバーショット、アイアンショット、アプローチショット、パターとそれぞれが良くないと
 取れない(そんなのわかってる)。どれもがめったにそろう事がない素人。特にフェアウェーに出たのに左足下がりの
 傾斜で止まったボールを打つのはなかなか難しい。アプローチでもグリーンオーバーして傾斜になると最悪。
 今の時代はまさにロングホールで長い距離を残した左足下がりの状態、しかもグリーン手前には池が・・・
 こんな時、無理をしてパーを取りたいために大きいクラブでグリーンを狙ったりしたら間違いなく「池ポチャ」!
 ゴルフなら笑って許されるかもしれないが、事業では確実に赤字か下手すれば倒産してしまう。
 いまの時代は、まさにこんな時なのかもしれない!?
 人口問題は過去にも何回も話しているように、世界規模では増加しているが日本は減少と高齢化。必然的に大企業の
 長期的な戦略は日本撤退、世界進出。残された「人間」がどう生きていくのか?島国の資源のない国でのかよわき
 国民の生き方は?
 あこがれのブランド、フェラーリにしてもグッチにしてもイタリアの中小企業だ。彼らがなぜ世界ブランドになったのか?
 国に頼るのではなく、「自社発世界」というビジネスモデルを確立したからだ。韓国のサムスンにしても「メイドイン
 ジャパン」にどう勝つかを考えた時、「世界」を意識した販売戦略に切り替えたところに彼らの成功戦略がある。
 さりとて、私たちはメーカーでも研究者でもない。世界に目を向けたところで「売るものもない」
 この時代に生きる処方箋?
 予言者でもないので、「絶対」とか「確実」とは言えるものはないが、少なくともトップに立つ人は会社に対して、
 部下に対して方向性は示さないといけない。
 「異なる結果を求めて同じ事を繰り返すことを愚行という」
 時代が変わったのだから、当然、采配が変わる。変えなけらばならない。
 昨年の正月。「大企業は動物、中小企業は植物」という話をさせていただきました。まさに大企業はショクリョウを
 求めて海外にシフトを大がかりに始めました。そうしなければ生き残れないからです。国内市場はますます厳しさを
 増していきます。
  とりあえず、しばらくは価格競争で凌ぎあいが続くかもしれませんが、200円のパンが半額になっても2つは食べません。
 ベースの価格が下がれば当然その商品に関わるコストがすべて見直されていきます。まさにその時革命を起こさないと
 このデフレスパイラルに飲み込まれてしまいます。
 今は絶好調の「ユニクロ」にしても安くて機能的だから従来の消費者に加えて高所得者が買うようになってきたからで、
 それぞれの家庭の箪笥がいっぱいになれば品物がいいだけに買わなくなる。
 「峡商圏・高シェアー」に取り組む
 競争が激しくなると、とかくやみくもに「売り上げ」が欲しくなる。競争の挙句、価格の低下を引き起こす。多少利益率が
 低くとも無理をして仕事を確保する。他業界からも参入されますます競争は激化、それならとこちらもあちこち手を
 出し始める。利益は無くなるどころか、赤字でも運行せざるを得なくなる。こんな事を繰り返していても誰も幸せにはなれない。
 自分の効率の良いエリアの仕事を少しずつでも増やしていければ多少運賃が下がっても対応できる。同じシステムを
 共有する仲間が仕事を効率よく分散し集中させることで確実に利益が上がるはず。その為の仲間を増やしお客さまに
 とっての配送品質を上げることこそ「エルエスネット」の求める道。
 一人でできないことを皆で考え問題の共有をし、解決の糸口を見出す仕組みが必要になります。植物には光合成が
 必要です。今はまさにその時だと思います。
 「悪い情報はなるべく早くトップに届く」仕組みづくりを。
 景気のいい時はいくら利益が上がっていたか、なるべく早く知りたいものだ。多少の問題やトラブルがあっても
 結果が良ければ、とりあえず担当者の胸にしまっておけば「罰」を受けることもない(知らぬが花)。
 一旦具合が悪くなると、とかく他人や外部の「せい」にしたがる。自分は正しいのだから、なるべく他人に責任を
 なすりつける。「世の中の景気が悪いのだから」「政治がもっとしっかりしなければ」責任転嫁の材料はいくらでもある。
 私が以前の会社で学んだ事に一つに「電信柱の高いのも、郵便ポストが赤いのもすべて自分の責任」ということ。
 ばかばかしいと言ってしまえばそれまでだか、「そうなんだ!」と言われれば納得するしかない。調子のいい時も
 自分の責任であれば悪い時は間違いなく自分の責任。社内で起きていること些細なことは、わからないかもしれないが
 何十人何百人の人が毎日動いていれば問題はない日なんてないはず。一昨年あった「赤福」「白い恋人」の不祥事も
 問題の先送りをした為に休業に追い込まれた。従業員全体に「気づき」を漏らせることは無理でも、幹部には
 「緊張感のある気づき」を持って対処させるべき。トップがこのくらいの事はと穏便に済ませる時代ではなくなった。
 この時代の環境対応のキーワードは「レスポンスの速さ」だと気づくべきです。
 あきらめたら終わり
 いま、この時期に楽で儲かってしょうがないという人はどれくらいいるんだろうか?
 どんな商売も相手があること。自分でお札を印刷しない限り、勝手にお金は増えない。周りがこれだけ冷え込めば
 少なからず影響は受ける。誰もが苦しい中でもがいている。「みんなで渡れば怖くない!」なんてことではない。
 みんなで渡ったらとんでもないことになる。
 確かなことは、「だれも助けてはくれない」ということ。自分自身の力で立ち向かっていかなければならないということ。
 但し、こういう時こそ本物の仲間を見つけ出し、同じベクトルで動ける体制を作る時。
 アメリカのスペースシャトル計画は次回の打ち上げで終了するが、ご存知のようにこれからは国際宇宙ステーションの
 時代に入った。世界も独り勝手に進める時代は終わった。
 「あきらめない」ことが成功の道になると信じて。
 
 
 
 
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