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俺の話しを聞けVol4 とにかく受け入れよう!
 
 百年に1度と言われた経済危機のすぐ後に、千年に1度と言われる自然災害が日本を見舞っている。地震・津波・原発の崩壊・
 日本太平洋岸の半分を壊滅させた。
 計画停電をはじめ、オイルショックをしのぐガソリン不足、食糧不足?米、トイレットペーパー等々。
 どこかが完全におかしくなってしまっている。どうみても今の政治力にこの軌道修正は無理なような気がする。
 先ず優先順位が決まっていない。あまりに多くの事象が一気に噴出したため、ほとんどの事が付け焼刃、
 対症療法になってしまって、組織的な機能は感じられない。
 原発の処置も国の首相が本部長だと宣言するも大事なことはわかるが、何を救おうとしているのかが明確でない。いま国民を守る
 優先順位は何なのか。東京電力だけに任せておけない事情もあったと思うが、申し訳ないが枝野氏や管首相が東電に行ったところで
 何を知っているのか、解決策はあるはずもない。この課題は勢いや、やる気だけではどうにもならないはず。
 これだけ広域な災害であるなら、まず、被災地に対する幹線の確保。幹線道路を確保し、そこから被災地をブロックでカバーする
 ハブ基地を確保。(アメリカ海軍が空母を近海に差し向け、ヘリポート基地にするという考えはさすがだ)その枝をどの支援団体が
 援助するかをきめていくというような体制を今からでも取るべきではないか。
 私達は智恵を絞ってこの危機に立ち向かうべきだ。
 先ず、現状を受け入れよう。
 今、被災地では暖房も食料も衣服も医療に関する設備も無い。動き回るガソリンも情報手段も無い。なのにそれ以外の地区では
 我先に食料を求め自分だけはなんとかならないかと思うような行動をとっている。
 被災地を抱える友人と直接話したとき、資源が落ち着いてきたと報道されているが原発の放射能の風評被害は大きく、運んでくれる
 トラックが無いため、補給されていないとのこと。現状認識すらできていないのが実情だろう。
 智恵を出そう!
 まだまだ被災地や今回の災害の問題は山ほどあるが、評論家はここで終わりだが、私たちの仕事は「だからどうするか」だ。
 「知恵」とは、「経験・知識・情報を引き出す力」のことだ。少なくとも今回のような出来事は過去にはないし、
 (これからも間違っても来てほしくない)防災マニュアルなんてほとんど役に立たない出来事です。だからこそここ一番リーダーの
 力が発揮するときです。間違えてはいけないのは、率先垂範でやみくもに先頭に立ってしまうことは、明らかに間違いです。
 じっくり情勢を見て、考えて、さらにわからないながらも2年3年先の会社の行く末を描き、そして行動に移す。ただし組織を使って。
 組織を使うのに大きいも小さいもない。指示命令系統が整っていれば、立派な組織だ。こんな時自分勝手に動く事は無謀な行動に。
 なる。一人が出来たからってみんなで動けなければ、将来は無い。
 もう一つ将来を考えるとき、改めて自分の会社の整理整頓をしよう。
 「整理は捨てること・整頓はすぐに取り出せること」ヒト・モノ・カネを見直す。いい時期である。いろいろな決め事が、
 昨日までやってきたことが、「どうして」「なぜ」を加えることで本当に必要か、必要でないか見えてくるはず。
 トップは最初から変えることを拒んではいけない。聖域のない見直しこそ再建の第一歩だ!
 
 
 
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