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俺の話しを聞けVol9 租税は国造りの基本
 
 その昔、北条早雲が伊豆の国を治める際に、高札を立てて味方に参じれば本領を安堵すると約束し、
 一方で参じなければ作物を荒らして住居を破壊すると布告した。また、兵の乱暴狼藉を厳重に禁止し、
 病人を看護するなど善政を施し、茶々丸の悪政に苦しんでいた伊豆の武士や領民はたちまち早雲に従った。
 抵抗する関戸吉信の深根城(下田市)を落として皆殺しにして力を示した。そして、それまでの煩瑣で
 重い税制を廃して四公六民の租税を定め領民は歓喜し、伊豆一国は30日で平定されたと言われる。
 はたして、今の民主党政権、これだけの国難に際してもある意味全く動じることなくマニュフェストと称した
 愚策にしがみつき、財源のない子ども手当を無理やり配って大借金を積み重ねたと思うと、復興財源がないと
 取り急ぎ消費税の導入を決めようとする。しかも3年間の期限付きというめちゃくちゃな考え方で
 われわれの税金をもてあそぶ。まさに場当たり政治そのもの。
 今回の震災対策も原発対策だと言えば、今まで存在した組織を無視して新たな大臣を任命、節電対策だと
 言えば何か新しい組織を作れば終わりなのか?仕事をしたことになるのか?
 申し訳ないが「バカ」としか言いようがない愚策だ!! 今回の震災は起きたことはしょうがないし、誰にも
 止められない。要は今後の国家としての「想定」をどう組立、復興を含めて今後の国のあり方に対する
 租税の考え方を明確にできる、ある意味チャンスのはずだ。まさに国民が一つになってこの国の将来を考える。
 エネルギー政策、環境問題、防災計画、ましてや今回の被災ではっきりした。東日本の産業(世界の部品工場など)を
 中心に日本の工業政策、リスクの分散化計画等々、一つ一つが大きい問題だが、今回の問題で非常に話しやすくなり、
 まとまりやすくなったはずだ。そういった課題をどう克服していくかの経済の根源に「租税」があるのだ!
 無ければならないのだ! 
 間違えても政権与党の権力の維持や党首のわがままや延命処置で語る問題ではないことを自覚して取り組んでいただきたい。
 
 
 
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