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俺の話しを聞けVol12　"NEVER EVER EVER GIVE UP!!"

　今年もすでに６か月目に突入してしまった。ついこの間まで新年の挨拶をしていたような記憶もあるが、３．１１震災で

　すべてがひっくり返って、今年の目標や計画がなんだかどこかへ行ってしまったような気もする。

　前の会社の会長がまだ元気だった頃「正月や今年も来るぞ大晦日」と新年で酒を飲むと酔っぱらいながらつぶやいていた。

　どう読むかは勝手だが、１年何もしないで生きても、一生懸命頑張って働いても大晦日は来る。だから自分はどっちを選ぶのか。

　今、うまくいっていること、いっていないこと。仕事だから計画通りにはいかないこともある。不可抗力もある。

　相手のあることだから断られることもある。ここで明確にしておかなければならないのは、「震災のせいには出来ない」と

　いうことだ。もちろん原発のど真ん中にいて追い出され、避難生活をしているならいざ知らず、多少足柄茶に放射能が

　かかったくらいでは、そんな言い訳は成り立たない。そんな時にたまたま昨日友人からメールをいただきました。

　「それでも僕の人生は希望でいっぱい」の著者ニック・ブイチチさんを紹介されました。

　残念ながら本はまだ読んでいませんが、ユーチューブに彼の講演の一部がＵＰされていて、画面を通して私たちは五体満足に

　生まれてきて、いま生きていて言い訳なんて何もできないということを感じさせられる。(以下の文章は彼のコメントの抜粋)

　★『幼い頃は理解できなかったけれど、今の自分は意味があって生まれてきたんだと思うよ。もし普通に生まれてきてたら、

　　　こんなにもたくさんの人々と出会えなかったしね。』

　★『外見や何が得意で何が不得意かなんてどうでもいい。ただありのままの自分が素晴らしいと伝えたいんだ。あまりにも

　　　大勢のティーンエイジャーたちが自分に価値がないって考えていると思うと怖い。』

　★『Girls!!君達はありのままで美しいよ。とても素晴らしい。そのままの君たちはすでに素晴らしいよ。僕は愛している。

　　　そしてBoys!!君たちはもっとしっかりやれ(笑)！！』

　★笑いを交えながら明るくでも真剣に、世界中が笑って泣くスピーチをいつもしてる！　

　★『生きていれば転んでしまうこともあるだろう。こんなふうに…(ニックさん転んでみせる)こんなふうに転んじゃったら

　　　どうすればいい？また起き上がらなくちゃならないよね？なぜならこんな状態ではどこにも行くことができないからね。』

　でも時々人生には転んでしまって、もう起きられないと感じる時があるんだ。君たちは希望を持っているかい？

　僕はこのように寝転がっていて、顔も下がっていて手足も無い。起き上がるのは不可能かもしれない。でも違うんだ！

　僕は今まで１００回起き上がろうと挑戦したんだ。

　もし１００回やってもできなかったら僕はgive upすると思う？違うよね。

　失敗しても挑戦し続ける限り起き上がるchanceはあるんだ。give upするまで終わらないんだ。

　強く耐えぬくことが大切なんだ。

　君たちはきっと起き上がる力を見出すことができるよ。こういうふうにね。(ニックさん頭や肩を使いながらゆっくり起き上がる)

　講演の中でニックさんが必ず言う最も伝えたい言葉があるねんて！

　★『たまには投げ出してあきらめたい時が来るかもしれない。でも決してあきらめてはいけないんだ！

　　　決して絶対に永遠にあきらめない！”NEVER EVER EVER GIVE UP!!”』

　★『私にも失敗はあります。完璧ではありません。だから最善を尽くすんです。倒れたら私みたいに立ち上がって欲しいです。

　　　絶対にあきらめないで！』

　彼には両手両足はありません。映像を見る限り胴体にわずかに足がついています。

　表現は悪いですがペンギンみたいな歩き方をします。食事も口だけで食べます。

　両親は彼がこの世に生まれたことを受け入れられなくて、生まれて数か月は悩んだそうです。

　彼も何度も自殺を考えたこともあるようです。そんな彼の生きていく姿を見ると、自分の言葉さえ空虚に思えます。　

　被災地の方々には申し訳ありませんが、私たちにとって震災は終わらせないといけません。

　いつまでもそのことにこだわっていると前が見えなくなってしまいます。改めて当初の計画を見つめ修正するべきはして、

　自分の目標に立ち向かってください。

　興味のある方はぜひ開いてみてください。