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俺の話しを聞けVol19 安全な放射能なんかない!
 
 大震災以降復興を目指して様々な事が行われているが、なかなか先が見えないのが原発問題だ。最近では直接的な福島原発の
 話しから、日本全国に設置されている原発の再稼働をするのかしないのか?が大きな焦点になっている。というのも、点検等で
 いったん停止した原発は、地元の理解を得られないと再稼働出来ないからだ。となると必ず点検停止があるので、このまま
 事故の解明や安全の担保が得られない限り、日本の原発は全て停止してしまうということになる。私も当初は「そういっても
 日本の電力供給の3割が原発なので、全部止めてしまったら経済活動がマヒしてしまう」とも思っていた。しかしよくよく
 考えると本当にそうなのか?原発はコストが一番安いのか?本当に安全なのか?本当に必要なのか?今もこれからも数えきれない
 くらいの見えないリスクを負ってでもしなければならないことなのか?という疑問を覚える。見えないリスクを負うための
 コスト(地元対策費用、安全対策費用、放射能廃棄物の管理、処理費用)を全て盛り込んだらはたして安いコストを言える
 だろうか?国はこれまで放射能の単位をごまかしてみたり。再開に向けて地元の懐柔策の為に翻弄し、今回の責任逃れのために、
 基準値を勝手に変えてしまったり・・・。
 冷静に考えると、再資源化エネルギーの為にその莫大な費用を向けて行った方がはるかにコストは抑えられるような気がする。
 (とはいえ私にはそんな計算能力もないのでおそらく!とか?マークを付けざるを得ない)将来の事もそうだが、3.11の
 震災の影響で福島の原発に津波が押し寄せ、冷却装置が停止した。そして水素爆発を起こして未知数の放射能が日本中にばら
 まかれた。世界は慌てふためいて日本脱出を図ったが、政府はパニックを心配したとか言いながら、国民には心配ないと言った。
 よく考えると「なにが心配なかったのか、わからない?」結果的に原発から何百キロと離れている神奈川県や静岡県でも生産物
 から「基準値」を超える放射能が検出された。それでも政府は心配ないと言い続ける。事の信ぴょう性はともかくとして、
 神奈川県に住む私の知り合いはある政治家から事故直後に自分は動けないが自分の身内は避難させた。君も避難した方がいいよと
 御丁寧に連絡してくれたそうだ!政府の中では当たり前の話らしい。しかし一般の国民はほとんど知らされず、どうせ症状が
 出るのは十年以上先の話しになるだろうから、おそらくその時は自分の責任ではないとたかをくくっているに違いない。今も
 何ミリシーベルトだとか何ベクレルだとか、高い、低いを一喜一憂しているが、確実に言えることは、たとえ0.0001ミリ
 でも「安全な放射能はどこにもない!」という事だけは事実だ。その認識だけはしておかないと、何ミリ以下だからいいだろう!
 みたいなおかしな話にすり替えられてしまう。私たちは今生きている。でも私たちの子供たちやそのまた子供たちは次の時代に
 生きていかなければならない。年金問題も子供手当も一緒にエネルギーや地球の問題まで先送りしてはいけない。
 
 
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