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俺の話しを聞けVol27 企業の安全性(1社依存は危険)
 
 私が独立するとき、当たり前だが、今の会社は親会社の依存度100%だった。独立するにあたって、とりあえず3年間の
 仕事保証はお願いしたが、企業の独立性を持つにはとりあえず50%を切ることを目標とした。この時点で自分の目標は、
 1企業25%以下という勝手な基準を設けて、仕事が増えるたびに企業別売上構成比を常にチェックするようにしていた。
 おかげさまで現在最大の荷主様でも25%は超えていないが、一つの企業に依存度が高くなるとどうしてもそちらの方向を
 向かなければならなくなる。
 話しは変わるが、最近特に「脱原発」が騒がれているが、先日北海道の泊原発が稼働に知事が賛成の意向を発表した。細かい
 数字は分からないが、原発の関連収入は泊町の半分以上になっているはず。何千億円という単位で収入がなくなったら、町の
 運営は成り立たない。学校から病院から館kに用整備などほとんど原発事業収入に依存しているわけで、周辺がどう言おうが
 背に腹は代えられないところだろう。他の原発保有町でも実情は同じで少なくとも向こう数十年(とりあえず現町長が生きて
 いるくらいは)暗転的な町の運営が保障されていたようなものだ。それが今回の事故で一変してしまった。
 私は原発の町に育っていないので、発言権は無いと思っているが、少なくとも今までの稼働させてきたことは事実なので、
 脱原発にしてもある日突然ではなく、危険性の少ない所については、次期エネルギー政策が決定するまでは、稼働させるべきだし、
 原発基地を優先的に次期エネルギー政策の変換地区として積極的に取り組んで行くべきだと思う。これまで原発を称えていた
 マスコミもCMの関係か「やるか」「やらないか」の二者択一の考え方ではなく、ソフトランディングの提案をすべきだと思う。
 話しは現実に戻って、企業の安全性。どの企業でもスタートは、特定企業に依存して行くのは当然で、最初から安全性なんか
 考えてはいられない。それぞれ事情もあるし、依存度が高いことが決して悪いことではない。大事なことは、将来自分の企業を
 どうしていきたいかだ。私がそうだったが100%子会社は、結構扱いづらかった。なぜなら彼らは常に親会社を向いてしか
 仕事をしなかったし、困れば何とかしてくれるという安易な考え方しか持たなかった。結果的にその考えが会社を封建的にして
 衰退させていった。荷主さんは常に新しい情報を得たいし、品質を高められることを望んでくる(価格を下げることに必死に
 なっている企業もあるが)。その為に私たちは、常に自分の企業の品質を高める努力をし続けるわけで、そのためにも独自性が
 必要になっていくことを理解していかないと、荷主さんと酒を酌み交わし、情報交換といってゴルフをやればいいというものでは
 無いことを認識すべきだ。原発事故は、突然やってくるんだ!!!
 
 
 
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