Home > 俺の話しを聞け! > 俺の話しを聞けVol37 |
|
|
俺の話しを聞けVol37 エクセレントスクール |
|
先日後継者養成と物流レベルの引き上げを目指して5回シリーズで行ったエクセレントスクールの第一期が終了した。 |
開校はまさに震災の前日の3月10日。まさか次の日にあのような悲惨な災害が来るとは思いもよらなかった。もし |
震災の後の開催を予定していたら、参加者も含めて出来ない理由を並べてスクール自体が消滅していたかもしれない。 |
今回は初めてということもあって、カリキュラムを組むのに苦心した。様々な企業が集まるので、企業ごとに求める |
教育が違っているからだ。しかも立場もそれぞれで、抽象的な一般論でも専門的に突っ込んでもいけないということで、 |
とりあえずモチベーションを高めていけるメニューを多く取り入れた「トップセミナー」は私自身も加盟社のトップの |
話しを聞けて大変参考になったし、お互いに取り組んでいく中でその企業の生い立ちやトップの姿勢を知ることは、 |
とても大事なことだと思う。 |
|
また、最初に配布した「用語集」は今後同じ仕事に携わる仲間の言語として活かして欲しいし、「安全」に対する意識改革、 |
「鮮度管理」の知識と活用などその日から役立てられるものも有効だった。開校に当たって様々な話をしたが、一番大事な事は、 |
一緒に学ぶ仲間だ。知識は「本」でも会得できるが、今日のこの日は一度しかない。分かっていたことでも、新しい知識でも |
一緒の仲間と共有し、共感することはその場でしか経験できないことだ。今回5回シリーズで行ったが皆勤出来た人が半分だった。 |
中小企業がまだまだ伸びきれないのは「時間を守る」という単純な決まりと「約束を守る」という決意が足りないということだ。 |
勉強と営業を秤にかけるとどうしても営業を優先してしまう。(もちろんそういう問い合わせが来ると事務局も営業を優先して |
下さいとは言う)。営業が目先とは言わないし、我々がやっていることが最優先順位にはなりえないかもしれないが、少なくとも、 |
今回のセミナーが今日の利益には反映しないかもしれないが、明日の企業の発展には大きく寄与出来ることを確信している。 |
来年もまたよりバージョンアップしたセミナーを開催したいと思っています。今回の受講生、そしてスタッフ、講師の皆様、 |
何より忙しい中、受講生に時間を与えてくれた企業様に対してお礼を言いたいと思います。ありがとうございました! |
|