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俺の話しを聞けVol41 復興支援
 
 先週被災地(岩手県宮古中心)に行ってきました。新幹線は比較的内陸を走るので震災の影響をさほど感じませんでしたが、
 盛岡に着いてから約90分、宮古の町に入ったところから津波がここら辺まできました。そしてその次に説明を聞くまでもなく
 悲惨な状況が目に入ってきます。震災から早や9か月。立ち直ったところ、立ち直りの兆しが見えるところ、全く手が付けられて
 いないところが素人でもはっきりわかります。マスコミもそうですが、報道の世界はどうしても部分しか見えません。
 何らかのテーマや取材目的で映像を映しますが、なかなか全体像は見えません。政治家先生も何人も来られてこの悲惨な
 状況を見ていくらしいのですが、一向に手が付けられません。テレビでよく「みのもんた」氏が東京でこの瓦礫を3ヶ月も
 置いてあったら大変だとか言いますが、本当にそう思います。(ちなみにお膝元の小沢先生は顔を出していないとの事ですが)
 政府が「復興庁」なる組織を作るのは来年の2月だそうで、危機感も緊張感も感じられません。もちろんこれだけの津波に
 見舞われた地区なので簡単に元通りとはいかないのは仕方がないが、少なくとも方向性や被災者の当面の暮らしの応援策
 くらいは目途が立っていないのは、はなはだおかしい。
 避難所何か所か通ったが平らな場所は危険なので、丘の中腹の狭い場所に点々と作らざるを得ない。そうすると寝るだけなら
 いいが、買い物や出掛ける時は山道を上がり降りしなければならない。バスが通るわけでもなく不便な場所に暮らすようになる。
 東北全体で考えたら大変だろうが、地区ごとに対応策を考えれば結構解決しそうな案も現地を見れば出てくる。
 思えば阪神淡路の震災の時も震災後8ヶ月後くらいに行った。範囲が狭いこともあってかそれなりにインフラも回復し、
 場所ごとに進捗状況は違うが、何となく目途が感じられた。それから比べるとかなり遅いし先が見えないことから
 彼らの不安を増長している。
 同行者と義援金の話もしたが、あの金はどこに行っているのだろう?誰がどのようにしたら回復していくのだろう?
 帰路で着いた小田原駅の構内で復興支援の義援金を集めていた団体があったが、しなければ思う心とこの金はどこでどう
 使われるのだろう?という不安で関われなかった自分がいる。政府は10兆円の支援策を予算化するようだが、本当に
 被災者のためになる策を早く、早く打ち出して実施してほしいと思う。そして明確なお金のまわり方が見えたら、
 私も少なからず支援させてもらいたい。
 頑張れ!東北!!!
 
 
 
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