トップページへ
業務概要
商品紹介 パートナー情報 物流拠点 俺の話しを聞け! 企業情報
 
Home > 俺の話しを聞け! > 俺の話しを聞けVol56
 
俺の話しを聞けVol56 すべての基準は「楽しいかどうか」
 
 会社を経営していると何か真面目な話しを要求されることがある。銀行の折衝?やお客様との話し。何度もお話ししているように

 私からの営業活動は無いので、世間話の中からの会話でも、相手の褒め言葉を含めて古川社長は、そうは言っても陰で苦労して

 いるのでしょうね!なんて言われることがある。正直なところ本当に「努力」とか「苦労」とかしたことが無いので、

 返事にクロウ?する。
 最近特に思うのは私の辞書に(実は持っていないが)苦労とか努力とか一生懸命とかいう言葉が無くて、無いという事は
 したことが無くて、というか本当はものすごく嫌いで、何で一生懸命やらなければならないのか、とか、努力しなければ
 いけないのかとか本心で嫌いになってくる。おそらく世の経営者は努力をすると経営がうまく行ったり一生懸命働くと
 イイ事があったりすると思っているかもしれない。もっとも全く怠けている人に幸せなんかあるわけないとは思うが、
 無意味に一生懸命だったり努力するのは本当に無駄だと思う。
 2年ほど前に飲み屋である若い経営者と話しをしていたことがある。彼はどこだかのカリスマ経営者に支持して
 トイレを手洗いする事を実践していた。その事を私に自慢げに「実は僕は毎日従業員トイレを手洗いしているんですよ」と
 話してくれた。私は「へえ!凄いですね。毎日ですか?ところで社長が休みの時はどうしているんですか?」
 彼は少し間をおいて「多分していないのでは?」私「社長はそんなトイレ掃除楽しいですか?」
 彼「え!?そんなに楽しいもんでは無いですね」私「トイレは何のためにきれいにするんですか?」
 さらに「毎日きれいになっている事が大事なことで、社長が手で洗う事が大事なことではないんじゃないの?」
 彼は多分ものすごくいいことを実践しているのだと思う。でもその事が少なくとも彼も彼の部下も本当に楽しい仕事(トイレ掃除)で
 あったら、その会社にとってもとてもいいことだと思う。残念ながら彼も実は楽しいことでは無かった。
 カリスマ経営者には成り得なかった。と思う。彼が今どうしているかはわからないが、もしそのままトイレ掃除をしていて、
 もしかしてその事を従業員にも強要していたとしいたら結構、不幸な出来事だと思う。
 会社に勤めている以上、従業員は会社の方針に従う必要はある。もちろんその方針が会社の為になっている事を望みます。
 しかしながら経営者が見よう見まねや思いつきや自己満足で何かを強要していると、それは間違いだと思う。
 私の場合の基準は「楽しい」だが、それがベストだとは思わないが、少なくとも経営者が納得し得ないことは強要してはいけない。
 
 
 
LS Net Co.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.