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俺の話しを聞けVol71 「今度とお化けは出たためしがない」
 
 いろんな人とかかわっていると、時に「じゃあ、今度ゴルフにでもご一緒しましょうよ!」とか

 「近いうちに一杯やりましょう!」とか、めちゃくちゃアバウトな約束をすることがある。

 私の場合、本当にこの人と付き合ってみたいと思った時は、「いつ頃時間が空きますか?それでは何月何日、何処にします?」と

 次回のアポイントを約束します。まあどうでもいいかという時は間違いなく、「近いうち」や「今度」と言って差し障りのない
 会話で笑顔でお別れします。日本語というのは非常に便利な言葉があって、お互いに約束はしているが、時間軸が人それぞれ
 違うので、「しばらく」とか「ちょっと時間を下さい」みたいな言葉も「本当はやらない」という意味があっても「まあいいか」

 みたいな言葉に使える。ただこれは日常生活を差し障りなく凌ぐ言葉で、実際の仕事の場面でこんな会話をしていては

 成り立たない。「それではその仕事はそのうちやっておきます」「近いうちに見積りを出します」なんて決めて相手が
 「おい!いつになったら仕事をするんだ」なんてことになりかねない。
 
 最近国会がまた空転しているが、その原因が「近いうち」の時期を巡ってのことらしい???
 総理大臣を含め与野党のトップ同士が国の根幹をなす「税制」を決める大事な時に「近いうち」なんてアバウトな時間軸の
 決め方をするからこんなことになる。国民として情けなくなるし悲しくなる。
 
 私達が仕事でお客様とこんな話しになったら、間違いなく取引は停止になって明日から路頭に迷う事になる。
 もう一度、「今度とお化けは出ない」事を意識してお客様との約束を決めることにしよう!
 
 
 
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