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俺の話しを聞けVol82 「来年の課題」 |
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2012年も終盤、1週間後は2013年になってしまう。今年の漢字が『金』。 |
金環日食・オリンピック。
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また、その道の専門家は、その道をよく知っているということのたとえです。
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素人がわかったような気で何かやってもうまくいかない。きちんとした仕事をするなら、 |
その道のプロに任せた方が良いということです。逆に言えば任される人は責任を持ってきちんとした仕事をしなければ |
ならないという事にもなります。時代の先読みが難しくなっている時です。いわゆる経済のアナリストに聞いても先行きは |
良く分かっていない状態で、野球の解説者がその年の順位予想をするようなもので、当ったためしはありません。
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しかしながら確実に言えることは政権が変わり、世の中のシステムが若干変化すること。公共料金が上がり、消費税が上がり、 |
庶民の暮らし向きは今より悪くなっていくこと。消費者の買い物動向が変わり、良いものは良いとして売れ、 |
安いものはそれなりの価値観があれば売れ、中途半端なものは中途半端な売り方では消費者は騙されないこと。 |
より便利なモノ・コト、より自分を向上させるモノ・コト、より納得感のあるモノ・コト、には消費すること・・・。 |
こういった変化が私達の関わっている流通業にも大きな影響を与え、店を変化させ、物流を変えさせていく。 |
コンビニがATMや公共料金の支払いが出来るのは当たり前。ヤフーやネットショッピング会社と組んで商品を売る。 |
ギフトから家電まで何でも販売する事を可能としている。今私達の目の前で明らかに過去の商習慣や考え方が完全に変化し、 |
これからも限りなく変化していくだろう。 |
テレフォンカードが世の中に登場したのが1982年。それまでの公衆電話は現金を入れなければならない為、 |
設置した電話から定期的に現金を回収する機能を必要とした。世の中にプリペイド制度を導入・普及させた |
当時の開発責任者はそれこそ社長賞ものだった。 |
それから10年、携帯電話の普及と反比例して、そもそも公衆電話自体が激減してしまった。 |
30年経った今、もしかしたら最近の小学生にはテレフォンカードという言葉すら知られていないのかもしれない。 |
専門家であるが故の知識にこだわりすぎると、時として過ちを起こす可能性もある。専門家は専門家としての情報を常に得、 |
検証し次世代に対する想定をしておかないと、「蛇の道は蛇」ということわざも死語になりうる。 |
来年の干支は「へび」。 |
お客さまからもやっぱり『餅は餅屋だね』『蛇の道は蛇だね』と言われるように仕事に取り組みましょう! |
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