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俺の話しを聞けVol99 「花火」
 
 火は近くで見ればいいってもんではない。

 毎年8月の初めの土曜日に酒匂川の花火大会が開催される。今年で24回になるようだが、橋の上下で打ち上げるので、

 スターマインや尺玉に加えて、川幅を目いっぱい使って300メートルのナイアガラも圧巻だ。6年前にたまたま花火大会が

 行われる会場近くの物件を目にして即購入。花火を観るために設計された家に住むことになった。
 震災の年はさすがに中止になったが、毎年延期される事も無く続いている。私は花火が大好きで、横浜や箱根などに
 見に行くことが多い。小田原の花火は5000発でどちらかというと中規模で打ち上げ数としては少ないかも知れないが、
 私は自分の家で見る花火が一番美しいと思っている。一昨年横浜の花火をクルーザーを借り切って花火の真下で見た事があるが、

 確かに迫力はあるが美しさに欠ける。そして首が痛い。

 今回観ていてつくづく思ったが、花火は近すぎると花火そのものしか見えないので、

 そもそも花火というのは周りの景色や、歓声や取り囲む人たちの笑顔が重なって一つの世界を作っているわけで、
 その辺が感じられないと心に残らない。
 近すぎて見えなくなってしまうものは、生活の中にもあって、それが例えば「夫婦」であったり、
 会社の同僚であったりするわけで、毎日同じことを繰り返していると気づかなくなってしまう。
 ときどき離れてみたり、違った角度で見る事によって新しい発見があるわけで、
 とかく人間関係もつかず離れずが一番バランスが取れているのかもしれない。
 
 
 
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