トップページへ
業務概要
商品紹介 パートナー情報 物流拠点 俺の話しを聞け! 企業情報
 
Home > 俺の話しを聞け! > 俺の話しを聞けVol116
 
俺の話しを聞けVol116 「世界の人口」
 
 世界の人口は現在推計で71億7千万人です。1番人口が多い国は言わずと知れた中国で14億人。次がインドで13億人。

 3番目になるとどんと減りますがアメリカで3億2千万人。以下インドネシア、ブラジル、パキスタン、バングラディッシュ、

 ナイジェリア、ロシアと続いて10番目が日本です。ちなみに人口の少ない国の1位がバチカンで829人。

 ツバル【9千人】、ナウル共和国【1万2千人】、パラオ共和国【2万1千人】となっています。

 もちろん人口ですから誤差はありますが、国によってこれだけ違います。日本も統計上は10位ですが、超高齢化で減少傾向が

 進んで2050年には8千万人になってしまうとも言われています。人口が及ぼす影響は経済にも大きな影響を与えます。
 日本も戦後人口が増え続け、それに伴って急激に経済が成長しました。少なくとも少し前までの中国もそうでした。

 日本は国策で少子化を進めたわけではありませんが、子供の数は圧倒的に減りました。中国はあまりにも人口が増えてしまうので

 一人っ子政策という調整をしたために、始めた頃からの影響が出始めて間もなく急激な少子高齢化がやってきます。

 話しを日本に戻すと、戦後の日本の国内メーカーは手先の器用さや独自の開発力を駆使して様々なヒット商品を生み出して
 きました。その時は気付かなかったのですが、外国に売らなくとも国内のニーズに合わせておけば十分採算が合う構造だったので
 最近よく言われる「ガラパゴス」に陥っていました。そんな時代に韓国は人口が日本の半分以下の5千5百万人だったので、
 国内だけでは需要も足りないことを最初からわかっていて、日本が手を付けていない諸外国にその国のニーズを踏まえて
 商品開発をし、世界展開をしていました。さらに国を挙げて1社を支援する体制まで作り上げていました。人口が国の経済に
 影響を与えるのは当たり前ですが、いち早く世界戦略に進めていった韓国はそういう意味で素晴らしいと思います。
 話しは少し変わって、
 世界では1分間に137人、1日で20万人、1年で7千万人増えています。
 世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億3千万人が産生まれます。
 日本では毎日2879人が生まれ、3433人が亡くなっています。単純に1日に554人、人口が減っている計算になります。
 厚労省が発表している「合計特殊出生率」というデータがあります。これは15歳から49歳までの女性の年齢別(5歳刻み)
 出生率を合計したもので、昭和56年 1.74 平成3年 1.53 平成18年 1.32 平成23年 1.39に増えています。
 だからといって人口が増えるわけではありませんが、いい傾向で有ることには間違いないと思います。

 人口の中身も大事なコトで寿命が増えていくことが高齢化と比例していきます。医療の発展はとてもいいことですが、

 出生率の増加と並行していくことが望ましいのでしょうがなかなかそううまくは行ってくれません。
 最近は日本の大きな資本が人口の増加している国へシフトしています。以前は自動車が中心でしたが、最近は飲食関係の
 サービス産業もどんどん海外進出しています。物流会社も例外ではありません。日本の優れたビジネスノウハウが、
 世界に進出することは素晴らしい事だと思いますが、国家として国のカタチをどうしていくのか示さなければいけない
 時期にもかかってると思います。

 2050年、私はこの世に存在していないと思いますが、無策でいては国が滅びてしまいます。

 当然企業においても同じです。神様ではないのでわからない事ですが、大きな傾向を把握して、これからどう生きていったら
 いいか考えてみることも大事なコトではないでしょうか?
 
 
 
LS Net Co.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.