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俺の話しを聞けVol123 「ゲームメーク」
 
 サッカーワールドカップがドイツの初優勝で終わった。

 過去に南米での大会は利もあって南米有利とされていたが、結果は欧州のドイツということだった。

 私は解説者ではないので正しいかどうかはわからないが、決勝戦は特にそれぞれの国の特徴が出ていた感がある。

 ドイツは組織を意識してきちんと組み立ててセンターリングか、縦のスルーパスで得点を取る。

 アルゼンチンはカウンターで大きく敵陣にボールを送り、技術力・キープ力のあるドリブルとワンツーで

 ボール位置を変化させシュートで終わらせるというような攻め方が目立った。南米は今回MVPに
 選ばれたメッシやけがをして準決勝に出られなかったネイマール、得点王になったコロンビアのロドリゲスの

 ようなスーパースターを中心にして試合を進めていくパターンに対してドイツは選手一人一人が役割分担されて

 それぞれが組織で役割を果たしていくシステムによって試合を組み立てていた。

 ドイツのレーブ監督は組織サッカーを行うためにバスケットボールやハンドボールなどフォーメーションシステムで
 点を取っていくスポーツに関心があったようだ。日本サッカーもどちらかというと組織サッカーだが、

 最後の点を取るということに関して、相手のディフェンスを崩す力が無かったようだ。

 私なりにドイツサッカーを分析すると、まず代表選手の選出に関してドイツのクラブチーム「バイエルンミュンヘン」の
 選手を主体に選出した点だ。ナショナルチームになるととかく個人技にとらわれるケースが多くなるが、
 常に試合を通してコミュニケーションのとれている選手たちを中心にナショナルチームが出来ればそれだけで
 かなりのアドバンテージが取れる。加えて吾るキーパー・ノイアーの存在は大きかった。
 彼のゴールキーパーとしてのテクニックは当然だが、守備範囲の広さと存在感の大きさがディフェンスに
 与える効果が絶大だったと思う。仮に突破されてもキーパーとしての存在ではなくプラス1のディフェンスとしての
 存在があった。この力は防御だけでなく攻撃にも大きく影響していたような気もする。
 攻撃に関しては特にブラジル戦でそのシステム的な攻撃力が発揮されていた。ブラジル相手に確かに相手は
 途中から意気消沈していたとはいえ7点も取れたことは組織力以外の何物でもない。
 私達はサッカーの試合をしているわけではないので、こうした試合をいかに日頃の経済活動に活かすかが重要です。
 自社がどんな豊富で稼いでいるのか、どんな営業力を持っているのか、どんな社員やスタッフがいて、
 どんな相手と競合したり協力し合っているのかを見極めていく必要がある。
 そして大事なコトはそれらの活動がシュートで終わっているか(利益が出ているか)ということだ。
 少人数の稼ぎ頭がいてまわりのみんなが頼り切っていないか?次なる選手(社員・幹部)の養成は進んでいるか?
 お客様から見て組織をアピールできる体制にあるか?(個人プレーに終わっていないか?)等々
 ワールドカップは終わったが、ドイツが勝とうがブラジルが圧倒的な惨敗をしようが僕らの給料は上がらないことが確かだ。
 ゲームを楽しむことも必要だが、せっかく素晴らしい試合をしてくれた彼らに対しても、
 これからが私たちの試合が改めて始まることを信じて
 
 
 
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