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俺の話しを聞けVol127 「原発再稼働」
 
 1945(昭和20年)8月9日午前11時02分。長崎市へ原子爆弾が投下された。

 第二次世界大戦末期、アメリカ軍によって行われた。

 これは、実戦で使われた人類史上(広島に次いで)二発目の核兵器である。

 この一発の兵器により当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約14万9千人が死没。

 建物は約36%が全焼または全半壊した。

 先日長崎に行ってきました。せっかくの機会なので、原爆資料館と平和像に行ってご冥福を祈って
 参りました。3.11の東日本大震災以前でしたら「原爆」というより「戦争」という問題が自分の中では

 大きく占めていましたが、今回行って感じたのは、原子力という計り知れない存在の大きさや影響の強さを感じました。

 長崎に投下されたプルトニウム爆弾はTNT火薬15000tに相当するらしい。

 (と言われてもとても凄そうだということはわかるが)
 ただし原子力というのは直接その熱や爆風に加えて放射線というまったくコントロールできない物体の存在が

 被害をより大きくさせてしまう。

 先日政府から川内原発の再稼働を容認の発表があった。日本の電力事情が現在どういうところにあるのかわからないで
 発言するのは申し訳ないが、少なくとも今、この瞬間誰かが努力をしているから、停電もせずに僕らは暮している。
 どうしても足りないのなら今このパソコンの電気を切っても何の問題も無い。
 1億人みんなが危機意識をもって節電すればまだまだ電力は足りるはずだ。要するに原発に依存するのではなく
 多少は時間gかかっても次の手を打って行くことの方がはるかに大事なコトのように思う。
 日本人は過去にもいろいろな危機を勤勉さと誠実さと粘りと様々な努力をして乗り切って来たではないですか。
 確かに原発が稼働すれば楽に電力が確保できます。設備もあるのだからコストも安く上がる可能性はあります。
 ただ、忘れてはいけないのは、スイッチを入れることは出来ても切ることは出来ないのが原発ということだ。
 使用済み核燃料の行き先も決まっていない。福島の事故の処理もおそらく最低でも30年はかかるだろう!
 ブレーキを持たない車を走らせることがどれだけ危険か、福島が実証してくれたにもかかわらず、
 何にこだわっているのは理解に苦しむ。
 第二次世界大戦も日本が欲望に駆られてスイッチを押してしまった。そして原爆というブレーキで終戦を迎え、
 「二度と間違いを犯しません」と宣言した。
 今また間違いはじめてしまうという事態は何が何でも阻止しないと、日本は次の誰かが踏むブレーキを
 待たなければ止まらない。そのブレーキがどんな恐ろしいものになるのか誰もわからない。
 
 
 
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