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俺の話しを聞けVol134 「仕事は楽しいかね?」
 
 2015年が始まる。人は信念を迎えるたびに新たな気持ちで新たな目標を立てる。

 そして年末になると「忘年会」と称して気持ちよく一年を終える。

 特別皮肉で言っているつもりもないし、毎年の繰り返しでさして気にも留めない。

 年末一冊の本と出会った。デイル・ドーデンという人の書いた『仕事は楽しいかね?』というタイトルの本だ。

 私が日頃使っているフレーズなので興味を持って手にした。

 話しの始まりはシカゴの空港に雪で足止めをされたサラリーマンと一人の老人の会話。
 老人から話しかけられても足止めを食らった怒りと用事もないのに質問されたことにあまりに面倒だったので

 そっけない態度をとる。一度引き払った老人が巨万の富を築いた著名な人だと後で知らされる。

 時すでに遅しだったが、しばらくしてまたその老人が話しかけてくれる。

 第一章「仕事は楽しいかね」から第二章「人生とは、くだらない事が一つまた一つと続いていくのではない。
 一つのくだらない事が(何度も)繰り返されているのだ」

 そして第三章「試してみることに失敗は無い」第四章「明日は今日と違う自分になるんだよ」

 ここではすべてを載せないが第六章「必要は発明の母かもしれない。だけど偶然は発明の父なんだ」
 第七章「目標に関する君の問題は、世の中は、君の目標が達成されるまで、
 じーっと待っていたりしないということだよ」
 私の好きなフレーズだが、第十二章「覚えておいてくれ。試すことは簡単だが、帰るのは難しいということを」
 ここは少し文章を引用するが、サンフランシスコにある紳士服の店があった。
 ほとんど赤字でオーナーは店をたたもうと思っていた。たまたまそこに中小企業専門のコンサルタントが来て
 オーナーに助言をした。
 1.店の中にあるあらゆる商品を並び替えること。

 2.開店時間を10時から7時半に変えること。

 3.熱帯魚の入った大きな水槽を買うこと。
 1,2は理解できるが3の水槽は?
 「何故って?」「水槽を置いてある紳士服の店なんか見たことないからだ!」
 結果このオーナーは直ちに実行(試して、変えてみて)して見事に30%の売上UPに成功したという話しだ。
 最後に第十四章、君が「試すこと」に喜びを見出してくれるといいな。
 特別難しい文章が並んでいるわけでもない。ちょっとしたアイデアで経営は変わる。
 そしてそのアイデアは「新しい場所におかれた古いアイデア」だということに気づき、試し、変えること。
 一年はあっという間に過ぎてしまいます。本の内容は各章のセンテンスごとに具体的な内容も書かれています。

 経営者がどんな視点でモノを見、考えるか、そして実行させるかで決まっていきます。

 この一年の始まりに当たり、何かの足しにでもなればと思います。
 
 
 
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