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俺の話しを聞けVol146 「ありえないこと」 |
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リーマンショック以来の国際経済の激震が起こった。英国のEU離脱の国民投票で離脱賛成が上回った。 |
EUはこれから英国抜きの体制を迫られる。そもそも欧州の移民問題によって自国の国民の保障をも担保出来なくなってきた
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離脱賛成派を中心にその責任を「国」ではなくEU側にあるとしてきたからだ。根底には英国はEUに対するスタンスが
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違っていたことも少なからず影響している。「イングランド」と「スコットランド」の切り離しの話しも |
数年前に起きたばかりだ。今回の「離脱」によってまた復活の話しも起きている。
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他国の話しとはいえ、当面目が離せない出来事だ。 |
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いつの世も「ありえない」ことが起きる。5年前の東日本大震災にも「津波」の恐ろしさを学び、 |
先日の熊本地震も「本震」と「余震」が入れ替わるという過去に経験のない災害をこの短期間に経験させられている。 |
昔、おふくろに「他人の子供の死と、自分の子供の転んだのは同じこと」と言われたことを思い出す。 |
決して人の不幸を軽視しているわけではなく、感じ方や興味関心がその程度になってしまうという事だ。 |
東日本の被災地では未だに避難所生活を余儀なくされている方が大勢いるし、原発周辺の住民は返るすべも残されていない。 |
熊本にしても落ち着く間もなく大雨にさらされて、やり場のない怒りを抑えながら避難生活をしている。 |
だから、僕らも苦しみ悲しみを味わう必要があるかという問題ではない。今実感している幸せなり、 |
普通の生活が当たり前だと思わない事だと思う。もちろん多少なり余力の中から支援することは当たり前だが、 |
たまたま僕らが住んでいる地区に問題が起こらなかっただけで、いつ災害が訪れるかわからないし、 |
僕らが生きているうちは来ないかもしれない。世の中に起きることが予防や余地は出来ないが、今の幸せは実感できる。 |
出来るとしたらそれは偶然の産物で、とてもありがたい事だと思ってみたらどうだろう。 |
今こうして生きていられる自分に感謝。社会に感謝。自分を取り巻くすべての人に感謝。 |
雨を降らせ、温かい日差しをいただける自然に感謝。 |
最近は本心からそんなことを思って生きています。 |
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