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俺の話しを聞けVol150 「家族旅行」
 
 11月の連休を利用して家族旅行でシンガポールに行ってきました。当初は男の子供たち4人で行く予定を立てました。

 嫁さんが行くと言い、娘がどうして婿さんが行って自分が行かれないのか?ということになって、結局古川ファミリーで

 行ってしまえということになりました。

 行き先のシンガポールは、独立51年という超の付く発展途上国で、国の制度や法律、政策が非常に合理的に作られていて

 結果的に現在はあらゆる面で格差が出来てしまってはいるが、これからの社会システムを学ぶ上では参考になる国なので、子供たちにも

 見て欲しかった。法律面ではご存知のようにチューイングガムは国内持ち込み禁止、罰金は1000シンガポールドル(約80万円)
 当然チューイングガムごときで罰金のリスクを背負って持ち込む人はいない。つばの吐き捨てやゴミのポイ捨ても同じ罰金が

 科せられる。自然と小さなことを処罰することで大きな犯罪も減ってくる。最終的には国として法律で規制しているので、外国人からも

 規則を守り必然的に治安が良くなってくる。面白いところでは車は全て右ハンドルしか輸入できないので、かのフェラーリも

 ランボルギーニもロールスロイスでさえも右ハンドル仕様しか乗入れられない。税金は世界一高く、車両価格の倍。に加えて
 車を購入する権利金がおよそ500万円〜。国土が狭いので規制は必要だが、とにかく中途半端な金持ちでは車に乗れない。

 住宅もしかりで中心地街では国営住宅(アパート)でさえも3〜4千万円以上になると言います。まあ自分が住むわけではないので

 価格の事はこのくらいで。
 街中にはマリーナサイド、シティーと言われるブロックがありますが、チャイナタウン・リトルインディア・アラブストリートという
 最近では観光地化してしまってきましたが、生活・文化の集積地があります。そこでは中華の方がアラブ人がインド人が暮らしの糧を
 得ています。ただ住まいは別の住宅地で暮らします。そしてそこでは法律で同一の国人がまとまって住んではいけない法律になっていて

 多国籍の人間のコミュニティーをつくることが義務付けられています。ともすると民族間のイデオロギーの違いで紛争が起こる可能性が

 ありますが、そういった組み合わせをする事で未然に防ぐ政策をとっています。今回私たちが泊まったセントーサ島は完全な

 リゾートブロックになっており、ゴルフ場・ユニバーサルスタジオ、をはじめ何日遊んでいても飽きないような施設を完備しています。

 資源のない国で発展させていくには世界規模の観光、海運では世界最大のコンテナ基地などをきちんとした国の政策としての国家づくりが

 うかがえます。
 外国人が働きやすい国世界2位(アジア1位)・海外駐在赴任地としての人気世界1位・国家の透明性世界1位・

 ビジネスに適した国世界1位・ITネットワーク完備国家世界2位(アジア1位)等々意識して創り上げた国になっています。

 マーライオンもマリーナベイサンズもはっきりとした戦略の元に組み立てられていることを考えると日本も私たちの地域でも

 そういった戦略意識を持った指導者が欲しいものです。
 下が1歳4か月、小学1年・4年生を含めて10名の旅行でしたが、彼らの心に何かしら感じるものがあったらありがたいです。

 みんな来てくれてありがとう!!!

 
 
 
 
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